歯周病治療と歯科衛生士業務について
歯周病とは、歯を支える骨や歯ぐきなどが細菌によって破壊されてしまう感染症です。
歯周病は、「歯を失う原因の第一位」でもあり、むし歯よりも多くの割合を占めています。
歯周病の治療には、早期発見・早期予防が大切です。
小石歯科では「日本歯周病学会の認定医」が勤務しており、歯周病の進行段階に応じて、患者さまの歯周病予防・治療プランを立案します。
歯周病は、痛みなく知らない間に進行して骨を失うため「静かなる病気」とも呼ばれています。
そのため、気付いた時にはグラグラになり抜けてしまうほど重症であることも多いのです。
日本臨床歯周病学会によるセルフチェックは以下の8項目です。
3つ以上あてはまる場合は、ご相談して頂き歯周病治療・予防ケアに努めることを推奨します。
朝起きたとき、口の中がネバネバする
ブラッシング時に出血する
口臭が気になる
歯肉がむずがゆい、痛い
歯肉が赤く腫れている(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている)
かたい物が噛みにくい
歯が長くなったような気がする
前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。食物が挟まる
上記で3つ以上あてはまる場合は、かかりつけの歯科医師にご相談して、予防ケアに努めることを推奨します。
お口だけではなく、歯周病菌は血管を介して身体にも広がり「糖尿病・脳梗塞・動脈硬化・心筋梗塞・肺炎・早産、低体重児出産」などの全身疾患にも影響を及ぼします。
また、生活習慣とも密接に関連しており免疫力が低下すると歯周病の悪化を引き起こします。
むし歯や歯周病は、生活習慣病と同様に予防できる病気のためメインテナンスや定期検診でお口の健康管理を維持する事が大切です。
小石歯科では「日本歯周病学会の認定医」が勤務しており、歯周病の進行段階に応じてまずブラッシング指導を行い、歯石除去(スケーリング・ルートプレーニング)など患者さまの歯周病予防・治療プランを立案します。
また重度の歯周病においては、歯ぐきや骨を回復する「歯周外科」・「歯周組織再生治療」を行い、患者さまの大切な歯を守るための歯周病治療を心がけています。
むし歯・歯周病治療において多くの高度治療がありますが、どの治療法も予防歯科に勝るものはありません。
定期検診やご自宅でのホームケアなど、毎日の予防を継続することが大切です。
小石歯科では担当の歯科衛生士がブラッシング指導などのセルフケア指導、歯磨きでは落しきれない歯垢・歯石の除去やPMTCなどのクリーニング、ご自宅で行う予防歯科においても全面的にサポートいたします。
歯科衛生士の主な担当業務は次のとおりです。
専用器具を用いた歯の清掃。歯垢や着色汚れ、細菌(バイオフィルム)の除去:PMTC
お子様の歯に特に効果的なフッ素の塗布
むし歯や歯周病などの生活習慣病を予防するための歯磨き指導を中心とした歯科保健指導